映画
※今回は映画自体よりも吹き替え演技についての話 9月16日 本日配信の「悪魔はいつもそこに」 (原題:The Devil All the Time) 映画自体は「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ」のもっと単純版という印象。 映画自体は緩急あってそこそこ楽しめたんですが、…
最近何かと話題の「梨泰院クラス」を見るためにNetflixに再加入しまして あと「アンブレラアカデミー」も見て、どちらもそこそこ楽しかったんですけど.... 何よりも心打たれたのは 「オクトパスの神秘: 海の賢者は語る」 南アフリカの沖にあるケルプの森(こ…
あれは私が幼年期のころ。 VHSを幾度となくレンタルし、食い入るように見ていた。 99年より始まったTVシリーズ デジモンアドベンチャーの劇場版第二作 「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」 あらすじ たった40分 元ネタ 何よりも言いたいこと …
アカデミー撮影、録音、視覚効果の三部門受賞の「1917」を見た とにかくワンカットワンカットと話題を呼んでいる今作。 「じゃあ、そのワンカットのなにがいいんだ。結局デジタルで繋げてるだけじゃない。」 ならば教えましょう。 第一次世界大戦の西部戦線…
マイオールタイムベスト10位内に入る映画「inside llewyn davis」 「ノーカントリー」のコーウェン兄弟監督による 1961年、売れないホームレスフォークシンガーの物語 実在した、あるフォークシンガーの自伝から着想を得た今作は、実際のNYフォークシーンと…
先ず感じたことは感謝だった。 それは綺麗に終わったこと。 ブレイクスルーを成し遂げたこと。 それでいてオリジナルを尊重したこと。 そしてEP8で滅茶苦茶になったストーリーラインを見事納得いくものへと舗装して見せたこと。 誰しもファンであれば感謝を…
おそらく4往復目ほどのスターウォーズのEP4~EP3を経てようやく気付いたのが プリクエルでは母を助けられず、ジェダイによって禁じられた愛のせいでアナキンはダースベイダーとなってしまい銀河を征服し オリジナルではルークは最後まで父をダークサイドか…
あの大傑作「ヒックとドラゴン」の三作目にして最終作 日本では2がビデオスルーとなったが、ファンの熱い声により年末には3が劇場公開も決まって一安心 今回は毒でどんなドラゴンでも操れるという、前作と比べて全く魅力のない敵に村を 狙われ、一族で聖域…
※ネタバレあり もしも幼少期のスーパーマンがクソガキだったら というホラー映画 ジェームス・ガンがプロデュースで入ってるから少し期待してたらガッカリ ちょーっと気になる女の子の部屋に忍び込んだらキモいと言われて、自分が宇宙船に乗ってきた よその…
前回書いた記事では、見たほとんどの人が圧倒されるだけに留まっていた人が多いためのものだったが 今回は演出面などの話をしたい まず皆混乱し、答えを求めているアーカム内でのカウンセリングからの The End あのラストはもちろん序盤のカウンセリングと対…
まず自分の中のジョーカー観について触れておく必要がある 彼はあくまで混沌という概念であり、バットマンを映す鏡でもある これが私の中のジョーカーだ 決して人間であった時や、素顔などはない もちろんこれまでいくつかジョーカーのオリジンが描かれたこ…
新海誠の最新作「天気の子」見てきた まず前置きとして、個人的に新海誠作品は「君の名は」以外全部嫌いで 文章だからまだ大丈夫だった村上春樹イズムを声に出されるのが本当に苦手で さらにそこに90’sウジウジ系譜が重なって 「秒速五センチメートル」とか…
今作で何が問題だったのか 「優しくて 頭がよくって、でも ウッディの特別なところは…彼は絶対に君を見捨てたりしない 彼はそばにいてくれる、どんなことがあっても 大事にしてくれるかい?」 アンディはこう言ったんだ....彼だってずっとウッディと一緒に居…
まず トイストーリー4はどうおかしかったのか ボー・ピープの正体 俺たちのウッディはどこへ...? ではどうすればよかったのか ポリコレによって汚される女性たち 最後に まず 良かった。 というのは公開前にネット上で散々な言われようをしていたポリティカ…
※この記事はトイストーリー4をまだ見ていない、現在進行形で胃を痛めている男が書くものです ※※肌の色、性別に違いあっても差をつけるようなことはあってはいけないという思想を持っています まず今巷で騒ぎになっているトイストーリ4がポリコレ展開で過去…
あまりに熱が入り周囲の人へ熱弁していたせいでこちらに書くのを忘れていたので 続編であるスパイダーマン・ファーフロムホーム公開を前にもう一度 なによりこの映画で語るべき点はたった一つ バルチャーによって瓦礫に押しつぶされ、マスクを脱ぐピーター …
Netflixで配信中のSF映画「I am Mother 」 外界から断絶された無人の施設で一台のロボットに育てられた少女が、ある日いるはずのない外の人間と接触し... というお話 予告を見て非常に楽しみしていたが、蓋を開けてみれば ロボットのデザイン、世界観、展開…
今石&中島コンビの初のオリジナル映画 「プロメア」を見てきた 結論から語るのであれば 『ラーメン食べに行ったら、出て来るのに1時間以上かかって、その間食ってる餃子のしゃしゃりもなく水は変な味がする。 やっとラーメン来た!と思って食べたら美味いけ…
歴代ゴジラシリーズをうまく混ぜ合わせ、それをハリウッドの莫大な予算によって焼き上げたそんな一作 前作のギャレス・エドワーズ版にあった「怪獣の出番が少ない」「人間ドラマに乗れない」などの不満点を大きく解消しただけではなく 「あの兵器が!?」「…
多分にネタバレを含みます 「初日に見てないお前が悪い」 全てを見届け、今思い返すだけで涙が出る。 彼から始まった最初はとても小さな、でも確かな密度を持った「鉄」はたゆまぬ努力と、リスクを恐れない決断によって熱し、叩かれ 今や様々なものに影響を…
一年ほど前にマーベルスタジオCEOのケヴィン・ファイギが 「これまでとは違うオリジンにする」という旨をインタビューで発言しており 予告公開時点では「うーん不安だ」 そんな印象でしたが いざ劇場へ 先ずこの映画はいわゆる5億点出てます、それも開始十秒…
とにかく登場した時からスパイダーグウェンが大好きで、第2弾の予告で登場が判明してからというものずっと予告編を見てました スパイダーグウェンの映画として100点 スパイダーマン(マイルス)として65点 お祭りとして80点 こんな感じかな? マイルスの物語…
自分の色んなものの原点には中学生の頃に見た「天元突破グレンラガン」というガイナックス制作のロボットアニメがありまして 決して万人に勧められるような完璧なアニメというわけではないのですが、どうしようもない中坊時代はこのアニメを支えにしていた、…
あの名作「ナイトクローラー」の監督&主演が再びコンビを組んでの 「ベルベット・バズソー」 非常に簡潔なあらすじ 突然死んだ無名画家の絵が素晴らしく、アートビジネスで儲けようとしたらそれに群がった人たちが次々と変死を遂げていく……… という話だけで…
まずいつものディズニーへの苦言として 「はい、ウチは社会問題にしっかりと配慮していますよ」 という時代的に齟齬がある黒人優遇問題 人種に関わらず大衆には分かりやすくしなくては理解できない、文句を言うということを踏まえても流石に物語のバランスが…
メリー・ポピンズ:リターンズを見てきた (今回は良い点と悪い点で記事を分けます) 企画が浮上したというニュースもあれは確か4年ほど前だったか 当時は「あーあぁ…見るかよ、んなもん」とは思いつつ、気づけばスクリーンの前に ただ今作を語る前に、なぜメ…
1作目からなんと40年 1978年、言わずと知れたジョン・カーペンターの代表作の Halloween (以下78) その9作目.....9作目!? (1作目しか見ていない...) Halloween (以下18) 最近ではホラーゲーム「Dead By Daylight」で若年層にも高い知名度を誇っている..…
※公開から間もないですがネタバレ全開です まず、何から語ろうか マイケル・アイズナーの商業主義からか 「プリンセスと魔法のキス」から始まったディズニープリンセスの再構築からか ディズニーのルーカスフィルム、マーベル買収によって失ったあまりにも大…
この内容を書く上で一つ前置きをしておきたい。 私は男根象徴や破瓜の暗喩、のような解釈の仕方はあまり好きではない。 それが製作者の意図するところであっても一定の懐疑や嫌悪のようなものを幾何か感じてしまう。 といったことを踏まえ かつてこのブログ…
黒人男性と白人女性のカップルが女側の家族に会わせたい、ということで人里離れた屋敷へ向かう.... と大体話の流れはあらすじから分かってしまうホラー映画 しかしこれを良作たらしめる要素は笑いと時節柄である それをどちらも一人のキャラクターによって成…