スリービルボード 短評
差別の激しい南部、娘が殺されたにも関わらず、地元警察はロクに捜査もしないことに怒った母親は人通りの少ない道に3つの看板を立てた
「娘はレイプされ焼き殺された」「未だ犯人は捕まらず」「ウィロビー警察署長の責任だ」
これが発端となり、母親に対して警官や街の人々からの激しい嫌がらせが始まり………
といったストーリー
実はこの映画、クライムサスペンス映画と言われがちだが蓋を開けてみれば
【マカロニウェスタン】であった
それも代表作と言っていい「the good the bad and the ugly(続・夕陽のガンマン)」と共通するから面白い
例としてポスターを見てみよう
少し興味が出てきたかな?
さらにそこに同時期に公開している「ブラックパンサー」や「15時17分、パリ行き」などと重なるテーマもあれば、重苦しい題材にもかかわらず要所で笑いと涙を誘う
善とは悪から繰り出される連べ打ちのように展開するどんでん返しの数々
そんな映画「スリービルボード」
誰かと見て、話し合えばきっと人生に有益な答えが見えてきます。