ジュラシック・ワールド/炎の王国を見てなんと言えば....
まーず!ジュラシックワールドが何故面白かったのか
そこを言及する必要があります
まずジュラパ1作目以降の2と3は1作目で拵えた非常に多額の貯金を切り崩し、完全に空っぽになってから14年
利息で再び溜まった1作目の利息を最適解としての投資によってさらに資産を増やしたのがジュラシックワールドなわけです
そう、貯金を切り崩すのではなく投資に使えば成功したことをみんな体験したのです
それがジュラシック・ワールド/炎の王国ではどうなっていたのか
破産だ!!!
投資先が前と同じで全く増えてないどころか完全に無駄遣いになっている!?
それどころか負債を背負ってしまった....
クローン人間が世界に放ってしまった恐竜たち(12種類&生殖できない)
特に恐竜に襲われるでもない乳母と、かつてハモンドと友達であった富豪
ナードと獣医
最後にどや顔するだけの主人公たちと絡むことのないジェフ・ゴールドブラム
この必要のない5キャラ
え?あいつらいないと話が進まない?
そうこの話のそもそもの経営判断が間違っているのだ
まず開始数十分でマグマが流れ~島を駆け下り~と序盤にハラハラを連続でもってきているために流れも悪く見る側の体力、集中力管理に失敗
そして後々活かされるわけでもないオークションシーン
そもそもここでクローン人間を出してくるのであればもっと早い段階で主人公たちと行動を共にするべきであり、彼女はもっと昔からラプトルの成長過程と共に主人公に憧れを持っているべきなのだ
そして自分のお爺さんが殺されていることを彼女だけが知っているような状況なのにそれを誰にも言うこともない
また今回の肉体的悪役が集めようとしている恐竜の歯。この悪趣味性を誰も知らず見せるのは序盤なため、あまりに脚本的なこの悪役の結末がどうでも良くなる上に主人公と対峙もない
1作目感を出したブラキオサウルスも島に取り残されるとき悲壮感を出すためだけ、が強調されてしまってるし、パキケファロもなんだかなぁ
ティラノ様も前回は復権としての活躍ということでご都合が気にならずにいたが、今回ばかりは人間をあまりに助けるシーンが多くもはや王の風格など、どこ吹く風
とにかくメインプロットから失敗であり、細かい部分を直したからと言ってよくなる映画でない方向性が間違っている映画でした。