Halloween(2018) 俺はいったい何を見ていたんだ.....(ネタバレ注意)
1作目からなんと40年
1978年、言わずと知れたジョン・カーペンターの代表作の
(以下78)
その9作目.....9作目!?
(1作目しか見ていない...)
(以下18)
最近ではホラーゲーム「Dead By Daylight」で若年層にも高い知名度を誇っている....
というか私もこれ経由で2年前ほどに知りました
まず有権者に知って頂きたのは、この18の予告が公開されて度肝を抜かれたのは、あの主人公ローリーが射撃訓練をし、家に隠し部屋を用意しローリーと殺し合うき満々なのであります(怒り新党感)
あのリプリーでさえ、エイリアンとの接触は極力避けていたにも関わらず、ローリーは殺してやろうと精神病院の前にまで行く始末
ここで大まかなストーリーとオチまでを説明しましょう(ドネタバレです)
対マイケルに執着するあまり自分の娘を幼少期から鍛え、自身もまたパラノイアにも似た精神病を患い、疎遠になっていた娘と孫。
そんな中マイケルが搬送中に脱走。次々と殺し、娘と孫を地下に匿い、
ついに対マイケル用ローリーハウスで宿命の対決。
しかしローリーはあっけなくマイケルに敗北し気絶する。
「ママ!助けて!やっぱり無理....ごめんなさい!」銃を手にするも恐怖のあまり泣き震える娘と孫
その2人を狙い、地下の入り口に現れるマイケル!
さっきまで震えていた娘は突如
「gotcha」
そう吐き捨て、銃を素早く構えマイケルの頭を正確に撃ち
気絶していたはずのローリーがマイケルの背後に!
「Happy Halloween Michael!」
ナイフでマイケルの肩を突き、孫もまた手を切りつけ地下へ落とすと、娘と孫を上がらせレバーを引く。
すると地下への入り口が閉ざされ、家の至る所からガスと火が一斉に噴射し大炎上。
3人の女たちは車に乗り、命の危機は去った....しかし孫の手にはマイケルの包丁が握られていた....
終わり
なんだこれは、一体この映画はどの視点で見ればいいんだ
ローリーハウスに至るまではしっかりと息をのんで、ドキドキしながら見ていたってのに
マイケルとの一騎打ちではローリーはマイケルを一度追い詰めるのです。
その流れが完全に78のあのクローゼットの攻防を反転させた演出で
ここから笑っていいのか、燃えていいのか、ハラハラしていいのかがわからなくなる
奮闘の末、ローリーが二階から落とされ、それをマイケルが確認し、既にそこにはいない
というもはやローリーはマイケルとの戦いの中で、恐怖の中で、相手の戦法を
自分のものとしたのだ
じりじりと逃げ場をなくし、追い詰め、突如として消え、背後に現れナイフを突き刺す
これは皆覚えがあるだろう。そう
ジョーvsホセ・メンドーサ戦のそれだ(画像検索より)
ジョーはホセとの試合の中で、意識も絶え絶えのなか、本能でかつて戦ってきた相手の戦法を模倣し戦うのです
ジョーはホセ共々、真っ白になりそこに勝敗などはありませんでしたが
ローリー一族は勝ったのです!
マイケルだけではありません、その執着や恐怖の象徴であった対マイケル用ローリーハウスごと!焼き尽くしたのです!
正直自分でもこの映画は何が何だかわからないので、ふざけて逃げます。
でも最高に面白かったのは事実です。
本当です。