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「Godzilla: King of the Monsters 」 荘厳な神々の王座決定戦....と思いきや

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歴代ゴジラシリーズをうまく混ぜ合わせ、それをハリウッドの莫大な予算によって焼き上げたそんな一作

 

 

 

前作のギャレス・エドワーズ版にあった「怪獣の出番が少ない」「人間ドラマに乗れない」などの不満点を大きく解消しただけではなく

 

 

「あの兵器が!?」「あの技が!?」「あの展開が!?」とシリーズファンには堪らないサービスがいっぱい

 

 

ゴジラのデザインも前作からブラッシュアップされ、足はスッキリ、背びれは厳つく原点回帰、放射能火炎は粘り気が減り、よりビームらしく

 

ラドンキングギドラモスラもみな歌舞いて、まるで宗教画のような場面多数!

 

また今回は渡辺謙演じる芹沢博士の出番がかなり多く、美味しい役側になっているのもポイント

 

 

そしてなにより今回は伊福部御大の音楽が何度と使われるに留まらず、ハリウッドアレンジされ荘厳さが増して

 

スケールの大きさと、日本では見れなかった「俺たちの見たかったカッコいいVS映画」をやってくれているのがもう最高

 

大きくスクリーンで巨体が組み合い、光線を撃ちあい、倒れてもなお立ち上がって街や人々を破壊しつくしていく様に涙が出て来る

 

 

まさに地球の支配者を決めるにふさわしい規模の戦いだった

 

 

と感傷に浸ろうとしたその時、後日譚と共に随分とノリの違う「粋な」メロディが...

 

 

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違った、荘厳とか宗教画とか言ってた自分がバカらしくなる....

 

 

これはとんでもねぇボンクラギーク監督が、俺たちボンクラギークのために作ったお祭り映画だったんだ!!

 

 

ソリャ!ソリャ!!ソリャ!!!

 

ハッ!ハッ!ハッ!

 

ゴ・ジ・ラ!!