『I am Mother』 流石にこれはどうなんだ盗作問題
Netflixで配信中のSF映画「I am Mother 」
外界から断絶された無人の施設で一台のロボットに育てられた少女が、ある日いるはずのない外の人間と接触し...
というお話
予告を見て非常に楽しみしていたが、蓋を開けてみれば
ロボットのデザイン、世界観、展開、テーマどれもゲーム「Portal」そのままなのだ
このゲームがどういうものかは動画で見ていただければ分かるだろう
そして続編の「Portal2」が今回の問題点である
外から来た者によって閉鎖的な施設から逃げ出そうとするが、何か不穏。
1作目で自分を殺そうとしたAIは人間だった頃の自分の母であり、またそれに気づいたAIも人間の時の記憶を少しずつ取り戻し、最後には協力し外から来たものを倒し、最後には娘を愛ゆえに外界へ送り出す
ほとんどこのI am Motherのあらすじと同じだ。
それどころか母であるロボットの顔まで似ている
絵作りや雰囲気、異常を検知して走る母の怖さであったりは文句無しでいいが、冒頭かエンドロールで
「今作はPortalより着想を得た」と一言添えなくてはならないレベルで影響を受けていることは明白だろう
他にも胎児が大量に保存されている部屋のデザインや、ツヅキ服の上半身だけ脱いだビジュあるなど
バレないようにしようとか、自分なりにPortalから昇華させようという意思も見受けられない
さらに「母以外の外にいるロボットも母と同じ統合AIである」という展開にとてつもなく絶望する主人公だが、いやそれは誰でもわかってるし、そう思わせないような見せ方をしているわけでもない
これならずっと浮上しては消えるPortal実写化に予算を回して欲しかったものだ