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トイストーリ4を前に。見たいものと、見せられるもの。 ポリティカリ―コレクトネスは本当に”正しい”のか

※この記事はトイストーリー4をまだ見ていない、現在進行形で胃を痛めている男が書くものです

 

※※肌の色、性別に違いあっても差をつけるようなことはあってはいけないという思想を持っています

 

まず今巷で騒ぎになっているトイストーリ4がポリコレ展開で過去作を否定している。

 

という話題が流れてきて、非常に心の均衡を崩している私ですが....

 

まず大前提としてジェームス・ガン監督の騒動と同様に、ジョン・ラセターのセクハラがなければこういった問題は起きなかったということは間違いのない事実でしょう

 

私は黄色人種の男性として何一つ当事者意識はない、からこそ抱く感想なのかもしれないとい前置きを付け加えて、こう言いたい

 

 

 

マイノリティや性別に関して権利主張を

描きたい奴はそこだけのチーム作って

別の映画にしてくれねぇかな

 

 

ディズニーなどの全世界に向けて作られる娯楽映画において

 

「自分たちの社会問題」を提起されてもお門違いなのだ

 

もちろん全世界どこにでも差別はある。しかしディズニーのポリコレの描き方はあまりに画一的で極端だ

 

モアナであれば男性キャラに「島で子供の世話をしていればよかったのに」と言わせている

 

これを見て正直なところ、そんなことを思ってもいない自分まで責められたようだった

 

「男はこういうことを言う」これはセクシャリティに対する偏見と差別だ

 

 

男性の中でも「女はこうあるべき」という価値観を持つ者と「同じ人間なんだから差別はよくない」という価値観を持つ者がいる

 

これは女性に置き換えても同じだろう

 

 

 

 

 

 

ディズニー映画を見に行く観客は楽しく、より上質な娯楽を望んで席に着く

 

しかし見せられるのものは、どちらかを貶めて見せられるどちらかの立場だ

 

マイノリティの問題を本来見たかったものの中に希釈して混ぜられて、マジョリティに見せたところで反感しかない

 

 

なぜならそれは本来そのために描かれたものではなかったからだ

 

その点、ズートピアは素晴らしかった。人の持つ無意識の先入観や差別意識をエンターテイメントに昇華させて見るものの視点を変えた

 

Hidden Figuresも同様だ。どちらか一方を貶めるのではなく、黒人女性がいかに人類史に貢献していたのかを描いている

 

 

ではトイストーリーは性差の為に作られた映画なのか?オモチャに命を吹き込み子供の為に奮闘するあの映画に政治的社会的問題は描く必要はあるのか?

 

 

 

明日見に行くのですが、非常に憂鬱です

 

 

トイストーリー4.....君は友達かな?